「日本の森林」を検索していて見つけました。
社団法人 日本森林技術協会
森林関係の技術資格や森林認定などを行っているところで、森林関係の
助成事業(林野庁委託?)もやっています。
『森業・山業創出支援総合対策事業』(林野庁)
森林資源等を活用した将来性・持続性のある優良な事業プランに対する支援を通じて、健全な森林育成と元気な山村づくりを促進することを目的とした
国庫補助事業。
事業運営経費の50%、アドバイザー派遣費用の50%を助成。
自治体、法人、任意団体、個人でも申請可能。
条件の一つ、「地方自治体から事業費の15%以上の資金提供が受けられること」と言うのがネックでしょうか。
平成18年度に炭関係で助成を受けた団体が2ヶ所あったので参考までに紹介します。
18年度の優良プランから
◆オンサイト炭化事業 株式会社倉水建設(青森県)
可搬式炭化炉で土場に集まる残材等から現地で木炭を製造し土壌改良、河川浄化資材等として販売する。循環型社会形成、地域振興、自然環境保全に貢献する事業。
◆地域循環の炭づくり事業
NPO法人森と地域・ゼロエミッションサポート倶楽部(兵庫県)
宍粟市内で発生するバーク、廃木箱、オカラ等を炭化し、土壌改良資材として販売する。
どちらもサイトは作っていないようなので詳しいことはわかりませんでした。
17年度の優良ビジネスプランには若狭森林組合の
「機能性炭化資材利用促進事業」が認定されていました。
公共施設、自動車等のフィルター臭気、有害物質の除去、水質浄化材、炭を使った湖等の濾過材(フィルター)の提供事業。
どのプランも作った木炭を
燃料としてではなく
フィルターや
土壌改良材として利用しているのが特徴ですね。
燃料として消費する方法はまた随時探してみます。